こんにちは、ターコイズです。
いま使ってる自分が選んだ腕時計に満足してますか?
腕時計を購入しようと考えるとき、まずは人気モデルに目が行きがちです。
高いリセールバリューや希少性が魅力的に映るのは自然なことですが
それが本当に自分の好みでない場合、購入後に満足感を得られない可能性もあります。
ここでは、自分の好みをしっかりと見極め、後悔しないための腕時計選びのポイントを詳しく解説します。
1. ブランド選び
ブランドの哲学と歴史を理解する
数え切れないほどのブランドがあり腕時計ブランドには、それぞれ独自の哲学や歴史があります。
たとえば、ロレックスは堅実で信頼性の高い時計作りを重視しており、その結果、多くのモデルが耐久性と機能性を兼ね備えています。
パテックフィリップは、伝統的な技術と手工業的な仕上げを重視し、世代を超えて受け継がれる時計を製造しています。
古い歴史を持つブランド、人気でリセールのいいブランド、手の届きにくい雲上系、比較的手の届きやすいブランドなど多種多様なブランドが存在します。
そんな中、各ブランドの象徴的なモデルを知ることで好みを探すことも出来ます。
ロレックスの「サブマリーナー」、オメガの「スピードマスター」などブランドを代表するモデルを見ることからブランド選びをするのもいいです。
これらのモデルは、そのブランドの特徴を最もよく表しており、選ぶ際の参考になります。
2. 自分のサイズに合った腕時計
ケース径と手首のバランス
腕時計のサイズは、ケース径が自分の手首に合っているかどうかが非常に重要です。
一般的に、ケース径が大きすぎると時計が手首からはみ出してしまい、逆に小さすぎるとバランスが悪くなります。
手首が細い場合は38~42mm程度のケース径が適しており、手首が太い場合は42mm以上のケース径が選ばれることが多いです。
ケースの厚みと着け心地
ケースの厚みも着け心地に大きく影響します。
薄い時計はスーツの袖口に収まりやすく、フォーマルなシーンに適しています。
一方、厚みのある時計は存在感があり、カジュアルなシーンやスポーツウォッチに向いています。
どちらが自分のスタイルに合うかを考慮して選ぶことが大切です。
3. 好みの色を見つける
文字盤の色が与える印象
腕時計の文字盤の色は、その時計の印象を大きく左右します。
例えば、黒い文字盤はシックで落ち着いた印象を与え、ビジネスシーンに適しています。
白い文字盤は清潔感があり、カジュアルからフォーマルまで幅広く使えます。
青い文字盤は個性的でありながらも品があり、アクセントとしての役割を果たします。
ケースとストラップの色の調和
時計全体のデザインを考えるとき、ケースとストラップの色の調和も重要です。
ステンレススチールのケースはどんな色とも相性が良く、ゴールドやローズゴールドのケースは温かみがあり高級感を演出します。
ストラップは、時計の印象を大きく変える要素であり、レザーやメタルブレスレット、ナイロンストラップなど、素材によっても感じが変わります。
自分の腕時計に変化を求めるならストラップ交換もいいです。
4. 着け心地はとても大切にしたい
ブレスレットとストラップの選び方
ブレスレットやストラップの素材は、着け心地に直結します。
メタルブレスレットは耐久性があり、汗や水に強いですが、重さが気になることがあります。
レザーストラップは肌に優しく、柔らかい着け心地が特徴ですが、汗や水に弱いため、定期的なメンテナンスが必要です。
ラバーストラップやナイロンストラップは、スポーツやアウトドアに最適で、軽量で快適ですが、フォーマルな場には不向きです。
時計の重さと日常の使用
時計の重さは、長時間着用する際に大きな影響を与えます。
重い時計は高級感を感じさせますが、手首に負担がかかることもあります。
軽い時計は長時間の着用でも疲れにくく、スポーツやアウトドア活動にも適しています。
自分のライフスタイルに合わせて、適切な重さの時計を選ぶことが大切です。
5. 腕時計を使うのはどんな時
日常使いと特別なシーン
日常的に使う時計は、シンプルで使いやすいデザインが求められます。
ロレックスのオイスターパーペチュアルやオメガのシーマスターアクアテラのようなモデルは、カジュアルからビジネスまで幅広いシーンで活躍します。
一方、特別なシーンやフォーマルな場では、パテックフィリップのカラトラバやジャガー・ルクルトのレベルソのような、エレガントで洗練されたデザインが適しています。
防水性と耐久性の考慮
腕時計をどのような場面で使用するかによって、防水性や耐久性も重要なポイントとなります。
例えば、ダイバーズウォッチは高い防水性能を持ち、水泳やダイビングなどに適しています。
アウトドアでの使用を考えるなら、耐衝撃性や防塵性能が高い時計を選ぶことが必要です。
6. 素材の違いで選ぶ注意点
ステンレススチール vs. チタン
ステンレススチールは耐久性が高く、手入れがしやすい素材です。
一般的に金属アレルギーを引き起こしにくいですが、重さが気になることがあります。
一方、チタンは非常に軽量であり、腐食に強く、金属アレルギーを起こしにくい素材です。
ただし、ステンレスよりも加工が難しいというデメリットもありますが、最近では加工技術も進化しています。
ただし、ステンレス製より価格は高めです。
ゴールド vs. セラミック
ゴールドは高級感を演出し、伝統的なデザインの時計によく使われますが、価格が高く、傷がつきやすいというデメリットもあります。
セラミックは非常に硬く、傷がつきにくい素材でありながらも軽量で、さまざまなデザインもあります。
ただし、衝撃には弱く、落としたり強くぶつけたりすると割れる可能性があります。
7. 価格は身分相応に
無理のない予算設定
腕時計は高額な買い物ですが、無理をして購入すると後々の生活に影響を与えることがあります。
予算内で選ぶことは、経済的な安定を保つためにも重要です。
たとえば、初めての高級腕時計としては、タグ・ホイヤーやロンジンのような比較的手頃な価格帯のブランドから始めるのも一つの方法です。
ローンの考慮
腕時計を購入する際に、ローンを利用する方法もあります。
ただし、金利や返済計画をしっかりと理解した上で、無理のない範囲で行うことが大切です。
今欲しいからと、無金利のローンであっても長い間払い続けつることが、負担につながる事もあるので慎重に考える必要があります。
8. リセールも大切だけどそれだけではない
リセールバリューの考慮
腕時計を購入する際に、リセールバリューを考慮することは非常に賢い選択です。
特に高級時計ブランドの一部のモデルは、購入後に価値が上昇することさえあります。
たとえば、ロレックスのデイトナやオーデマ・ピゲのロイヤルオークなどは、非常に高いリセールバリューを誇ります。
これらのモデルは、需要が高いため、中古市場でも高値で取引されることが多いです。
リセールバリューが高い時計を選ぶことは、将来的な資産としても安心感をもたらします。
もし時計を売却する必要が生じた場合でも、購入価格に近い、あるいはそれ以上の価格で売却できる可能性があるからです。
このため、特に高額な時計を購入する際には、リセールバリューを考慮する人が多いのです。
リセールバリューの影響要因
リセールバリューに影響を与える要因はいくつかあります。以下は、その主要な要因です。
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ブランド力: ロレックスやパテックフィリップのようなブランドは、常に高いリセールバリューを維持しています。これらのブランドは、品質や信頼性で長年の実績があり、その知名度とブランド力が市場での価値を支えています。
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モデルの人気度: 特定のモデルや限定版は、特に高いリセールバリューを持つことが多いです。これには、需要と供給のバランスが大きく影響します。例えば、人気のある限定モデルや長い間生産されていないモデルは、希少性が高く、中古市場でプレミアムがつくことがあります。
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状態と保管方法: 時計の状態がリセールバリューに大きく影響します。傷が少なく、定期的にメンテナンスされている時計は、より高い価格で売却することができます。また、オリジナルの箱や保証書、付属品が揃っていると、さらに価値が上がります。購入後は、これらを大切に保管することが重要です。
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市場のトレンド: 時計の市場はトレンドに敏感です。例えば、ヴィンテージ時計の人気が高まっている時期には、古いモデルの価値が上がることがあります。また、スポーツモデルの需要が高まると、そのカテゴリーの時計が注目されることがあります。市場の動向を理解し、それに合わせて購入することも、リセールバリューを最大化するための戦略です。
自分の満足度とのバランス
リセールバリューを重視することは大切ですが、それが全てではありません。
最終的に、腕時計は自分が満足できるものであることが最も重要だと思うんですよね。
たとえリセールバリューが高くなくても、自分が本当に気に入っている時計であれば、それを身につけるたびに喜びを感じることができ、結果的にその時計の価値が自分にとって特別なものになります。
例えば、個人的な記念日や特別な出来事に関連した時計は、他の誰かにとっては価値が低いかもしれませんが、自分にとっては非常に大切なものです。
このような時計は、リセールバリュー以上の価値を持っています。
高く売れるから買うは、高く売れるから売るになってしまいますよ。
最終的な選択は自分自身
リセールバリューを考慮しつつも、最終的な選択は自分の好みやライフスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。
リセール価値を追求するあまり、自分の本当の好みを犠牲にしてしまうと、長期的には満足感が得られないかもしれません。
逆に、自分が心から気に入っている時計を選べば、その時計が持つ価値は自分にとって非常に大きなものになります。
まとめ
腕時計選びは、見た目やブランドだけでなく、リセールバリューも考慮することで、より満足度の高い選択ができます。
しかし、最も大切なのは、自分自身がその時計をどれだけ気に入っているかということです。
リセールバリューに惑わされず、自分の好みやスタイルに合った時計を見つけることで、長く愛用できる一本を手に入れることができるでしょう。
最近は腕時計の価格が下がっています。
市場の動向に一喜一憂せず一生涯を共に付き合える腕時計を見つけて欲しいと思います。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
目から鱗の記事でした。そして自分がどれだけリセールに囚われていたのか思い知らされました(笑)
周りの目や、ネットの評価に振り回されると結局無難な選択肢になり、買えない買えないとグチを溢す羽目に(笑)
フランクなんかを正規で購入する人が実は一番カッコいいのかな⁈なんて思う今日この頃です(^^)
ナナウチさんコメントありがとうございます。
何のために腕時計をって考えるとリセールが一番って思いがちで実際に買っても売る事も多くなるんですよね
自分の中でも心底好きな腕時計に出会ってないんだなって、、
あの方のように本気でひとつのブランドを愛し突き進める人って素敵だと思います(笑)
自分の中では今、GPがツボでハマっていてやっと見つかったって気がしてます(笑)
ある程度の数のコレクションを日々使い回せる余裕も欲しいけどコレがって思う一本を愛せるのも腕時計バカですよね。