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こんにちは、ターコイズです。

腕時計の素材はいろいろありますが、腕時計全体での重さや大きさのバランスの違いが使い心地の良さにも影響しています。

今回は、軽い素材の中でも金属ではないカーボン素材の腕時計で気になるモデルをチェックしたいと思います。

カーボンの腕時計!軽さ、強さ、美しさ、素材の良さは使い心地にも!

カーボン素材は鉄の約1/4の比重で超軽量ながら、同じ密度であれば強度は鉄の約10倍!そして約7倍の弾性を持ち、さらに耐摩耗性、耐熱性、耐酸性と熱伸縮性や電気伝導性でも優れた特性を持っているハイテクな素材です。

航空機、ロケットといった航空宇宙開発の分野で使われていますし、F1などモータースポーツの世界でも過酷な条件でも耐える相応しい素材と言えます。

カーボンの腕時計!素材と加工の美しさ!

引用元:www.carbon-izm.com

カーボンといえば、は炭素繊維を織り込んで樹脂で形成されている格子のような模様を見る事も多いと思いますが、同じカーボン素材といっても様々な製法があり、ブランド腕時計のケースなどに使われるマーブル模様はまた違う美しさもあります。

 

引用元:www.tagheuer.com

一般的に腕時計の素材には金属が多く使われていますが、より軽い素材を使う事でサイズの大き目なモデル展開も出来るのも、カーボン素材を使ったモデルの利点といえます。

腕時計に使われているカーボン素材の場合、ブランドにより形成の違いでそれぞれ表情も違いますが、どのブランドもカーボンの特性を生かし丈夫であり軽量に仕上げられています。

カーボン素材自体はブラックが基調となりますが、強度があり軽く使い心地が良いうえに、カーボン素材の独特な表情を楽しめます。

 

カーボン素材の腕時計!ブランドとモデル!

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多くのブランド腕時計の中から気になるモデルをリストアップ!

カーボンの腕時計 タグ・ホイヤー

タグ・ホイヤーカレラ キャリバー ホイヤー02T トゥールビヨン ナノグラフ

CAR5A8K.FT6172

トゥールビヨン搭載の限定生産されたモデル

 

引用元:www.tagheuer.com

カーボン素材のケースを採用しタグ・ホイヤーの中でもフラッグシップモデルと呼べるカレラの中でも最上機種であるトゥールビヨン搭載のモデル。

アイソグラフと呼ばれるカーボンコンポジット製ひげゼンマイとアルミ合金テンワからなるものを採用している点でも見逃せないモデルです。

アイソグラフは金属やシリコンのヒゲゼンマイに比べ軽量で重力や衝撃による影響も受けにくい優れた素材のヒゲゼンマイです。

タグ・ホイヤーは、新しい素材を取り入れながらもトゥールビヨン搭載モデルとしては、破格の200万円台(税抜き)のモデルを量産出来る素晴らしいブランドですね。

 

カーボンの腕時計 パネライ

ルミノール マリーナ カーボテック44MM

PAM01661

引用元:www.panerai.com

パネライにはカーボンを使った独自のカーボテックと呼ばれるケースを持つモデルがあります。

パネライは47ミリのモデルによく使われていたイメージでしたが、新しいモデルのルミノールマリーナ44ミリに採用されています。

最近のカーボン素材に見るマーブル模様でなく渦を巻くカーボン模様も独特の雰囲気を醸し出しています。

パネライのカーボテックはカーボン素材を何層にも重ねて形成された素材を切り出す角度により模様が変わり木目のような板目、柾目のように見えるように形成されたカーボン素材のようです。

ブルーのインデックス夜光が暗闇ではグリーンに輝くのもなんだか不思議で面白い感覚の夜光ですね。

 

カーボンの腕時計 オーデマ・ピゲ

オフショア クロノグラフ

Ref #26400AU.OO.A002CA.01

引用元:www.audemarspiguet.com

オーデマ・ピゲはいち早くフォージドカーボンを腕時計に取り入れたブランドで、腕時計に強度と軽量化の必要性を考えていたのだと感じます。

現行モデルにはカーボンケースのモデルはないですが、セラミックベゼルやケースなど革新的な素材を積極的に取り入れる高級腕時計の雲上ブランドです。

オーデマ・ピゲが使うフォージドカーボンのような鍛造カーボンは製造が難しく、同じカーボン素材でも製造方法が違うと安価な製品に使われたりしますので、カーボン製ケースだからといってもで様々なものがあるようです。

 

カーボンの腕時計 リシャール・ミル

RM-53-01

引用元:www.richardmille.jp

リシャール・ミルといえば超軽量で衝撃に強く機械式の腕時計でありながら、どんなスポーツでも使える脅威の性能を持つ腕時計を製造するブランドです。

有名なプロスポーツ選手が試合などの過酷な条件で使用しその丈夫さを証明していますね。

製造本数も少なく超高額ではありますが、究極の軽さを追した素材で精密に組み立てられたリシャール・ミルの腕時計は、いわゆる雲上時計とはまた違う次元で創作された魅力的なモデルだと感じます。

 

他にもカーボン素材をケースに採用したブランドはウブロやベル&ロスなどもあるようですが

カーボン素材のブランド腕時計はコスト面で高額になるモデルも多く、今後もっと増えて行くというよりは、特別な限定モデルとして出されて行くように思います。

最近のブランド腕時計には、チタンやセラミック、独自の加工と特殊素材を使ったケースなど独自性を持たせた素材で鎬ぎを削っているようにも感じますが、腕時計ファンにとっては、アレルギーなどの心配もなく軽くて着け心地も良く、丈夫で美しい素材がもっと開発されると嬉しいですね。

 

暑い時期の腕時計ベルトには、汗対策のあるこんなベルともいいですね!

 

まとめ

腕時計のケース素材はいろいろありますが、全体の重さやバランスが違いそれが使い心地や疲れに繋がっている場合もあります。

軽い素材の中でも金属ではないカーボン素材の腕時計をいろんなブランドから出されていて、軽さはもちろんの事、強度、弾性、耐摩耗性など優れた素材と言えます。

カーボン素材にもいろいろあり、高級ブランド腕時計に使われているようなフォージドカーボンともなると製造加工の技術力も必要であり、大量に安価なモデルを生産するのはまだ難しいようです。

腕時計の軽量化を図りながらも丈夫で美しい素材や加工技術を、各ブランドで研究開発し新しい素材を腕時計に取り入れるという分野でも鎬を削っているようですね。

カーボン素材も進化してるので、素材自体の色や模様なども今後はもっと変わって行くのかも知れませんね。

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今回も最後まで見て頂きましてありがとうございました

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