こんにちは、ターコイズです。

機械式の腕時計は巻かれたゼンマイが解けるエネルギーで動いているので腕時計によって動いてる時間の長さは変ります。

ゼンマイの解ける時間の長さで最大の駆動時間をパワーリザーブと呼んでますが、駆動時間の違いで便利な腕時計選びも知って欲しい。

 

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【腕時計】パワーリザーブの長さが違う⁈休日の使い方で選びたい!

機械式の腕時計には自動巻きや手巻きのムーブメントが搭載されていますがフルに巻かれた状態から止まるまでの駆動時間の長さは腕時計によって違います。

 

最近はロングパワーリザーブの腕時計も増え駆動時間が長い方が便利だと感じますが、そこには素材や技術の進化があるようです。

 

腕時計の稼働時間を長くするには、ゼンマイを多く巻けばそれだけ長い駆動時間を稼げますが腕時計の大きさに限界もあります。

技術の進化でゼンマイを細く長くすることやゼンマイを収める香箱や巻き付ける軸を薄く細くする事で駆動時間は延びているようですね。

 

その他で駆動時間を延ばすには振動数を落とす事ですが、ここには精度の問題もあります。

いくら長い駆動時間でも精度が悪いと意味がありません。

引用元:https://www.omegawatches.jp/

素材や技術の進化で脱進機にシリコンのヒゲゼンマイを使い耐磁性も強く軽いシリコン素材はフリクションロスを減らす効果で駆動時間も延びてきました。

 

最近では70時間以上のパワーリザーブをもつモデルも増え土日の休日に使わなくても月曜日に巻く事なく動いてるので便利です。

ただ毎日おなじ腕時計を使っている方は全くパワーリザーブを気にする事はないですね。

 

逆に休日しか使わない場合は8日間や10日間のような超ロングパワーリザーブの腕時計を使う事で週末使って次の週末にまた使えるような使い方も出来ます。

手巻きのムーブメントだとロングパワーリザーブを巻くにはしっかり巻いてないと駆動時間は短くなりますね。

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【腕時計】パワーリザーブの長さが違う⁈メリットとデメリット?

引用元:https://the-ticken.com/

パワーリザーブの違いによるメリットやデメリットは精度やムーブメントの違いにもよると感じます。

  • 毎日使うならパワーリザーブは短くてもOK!
  • 週末使わないなら3日間程度のパワーリザーブが便利!
  • 週末しか使わなくても超ロングパワーリザーブなら動いてる!

止まってしまうと時間合わせと日付の調整も必要なので止まってない方が便利とはいえますが、精度の高い機械式の腕時計といえども時間のズレはあります。

 

精度によって違いますが一日に数秒ズレると一週間では30秒~1分くらいズレる事もあります。

ずっと止まらないまま使ってると時間のズレは大きくなるのがデメリットとも言えますが、機械式の腕時計の場合は仕方ありませんね。

 

時間のズレが気になる方は調整もすると思うのでその時に止めて少し巻き上げるのならパワーリザーブをそれほど気にする事もないのかな。

複雑機械式腕時計には永久カレンダーやアニュアルカレンダーなどありますが永久に使い続けて止めないって人はいないので自分の生活周期と使い方で便利と感じる駆動時間の腕時計を選べばいいと思います。

 

【腕時計】パワーリザーブの長さが違う⁈インジケーターは必要?

引用元:https://the-ticken.com/

腕時計によって文字盤上や裏側にパワーリザーブの残量がわかるインジケーターを備えたモデルもあります。

特に手巻きの腕時計では残量がわかると止まる前に巻き足しを出来るので便利ですね。

インジケーターは文字盤のバランスやデザインでの好みも分かれるところでしょう。

 

自動巻き限定ですがワインディングマシーンを使ってればパワーリザーブを考えなくてもいいですね(笑)

まとめ

機械式の腕時計ではゼンマイの解ける時間の長さで最大の駆動時間をパワーリザーブと呼んでますが、その腕時計の持つパワーリザーブで使い方での便利さも違います。

 

昔は短い駆動時間でしたが時代とともに素材や技術の進化によって最近では70時間くらいが標準になってきています。

3日間駆動すれば土日の休日でも週明けにも動いていて便利と感じる方も多いのではないでしょうか

ただ、腕時計の好きな方は日によって使い分けたりするのであまり気にしないでしょうね。(笑)

 

パワーリザーブのインジケーターなど文字盤のデザインにも好みがありますが、自分の使う周期などで便利と感じるパワーリザーブの腕時計を選んでみるのもいいですね。

今回も最後まで見て頂きまして、ありがとうございました。

 

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