ロレックスディープシー Dブルーの購入記からインプレッションを書く予定が思わぬニュースで飛んでしまいましたので気を取り直してディープシー Dブルーのインプレッションとなります^^
ロレックス インプレッション! ディープシーDブルー
ロレックスのスポーツモデルの中でも最強のプロフェッショナルウォッチと呼べるのがディープシーです。
ロレックスのダイバーズモデルの中で、300m防水のサブマリーナよりも深く1,220mの防水性能を持つシードゥエラーがありましたが、それよりも遥かに高性能な3,900mまで潜れる防水性を持ち最強のダイバーズモデルとしてディープシーは2008年に登場しました!
そして、2014年にディープシー(Ref.116660)は、ブラックのみの文字盤から、ブルーからブラックへグラデーションした文字盤のディープシーDブルーが加わりました。
Ref.116660
引用元:the-ticken.com
当初ディープシーDブルーモデルはジェームズ・キャメロン モデルとして限定生産だと思われていましたが、2018年に新作のディープシーRef.126660として継続し今も販売されています。
(ジェームズ・キャメロンといえばターミネーターなどの作品を手掛けた有名な映画監督ですが深海に挑戦する冒険家としてしられていますね)
Ref.126660
引用元:the-ticken.com
ケースは幅44ミリの厚みが18ミリとロレックスの中でも最強の大きさを誇り重さも220グラムを超えた真のプロフェッショナルモデルと言えるモデルです。
引用元:the-ticken.com
ステンレス スポーツモデルの中でもケースや風防、裏蓋など他のモデルと比べると明らかに違う形状であると感じます。
ロレックスはどのモデルも似ているようでそれぞれ少し違う外装の形状で全てのモデルが同じではありませんがディープシーは特に違いを感じるモデルです。
ロレックスのディープシー外観、インプレッション
真横からみるとケース全体が他のスポーツモデルと比べ厚いのとベゼル自体の形状も厚みがありケースサイド9時位置に丸い形状のヘリウム・エスケープ・バルブも備えています。
引用元:the-ticken.com
サファイヤガラス風防もベゼルの傾斜から繋がったドーム形状になっていますね。ブレスレットの表面はサテン仕上げですがサイド面はポリッシュの仕上げです。
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裏蓋にチタン素材を使っているのもディープシーだけの特徴です。裏蓋にはシードゥエラーディープシーなど刻印があります。ロレックスのモデルで裏蓋に刻印を持つモデルはシードゥエラー系のモデルとミルガウスで特殊な高性能モデルだけですね。
そして水深3900mの防水性能を可能にしたリングロックシステムで風防に3tもの水圧に耐えれる複雑な構造を持っています。
ブレスレットクラスプ部分にグライドロックを備え最大20ミリまで2ミリ刻みで動かせダイビングスーツに対応できるようにフリップロックエクステンションにより更に26ミリまで延長可能です。
ダイビングスーツなどで使わないとあまり大きく動かす事はないですが、簡単に微調整が出来るので便利な機能だと思います。
クラスプのココが開く造りの精度もとても素晴らしく出来ていますよ!
サブマリーナなどと比べ違いを感じるのはサイズですが特に厚さの違いを感じると思います。
サブマリーナ Ref.116610LN
引用元:the-ticken.com
ディープシーRef.126660
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ディープシーは好きだけどこの厚みと重さで躊躇したり諦める方も多いと思います。厚みの不便さでは袖に引っ掛かりやすくシャツによってはすんなりと袖に納まらない事もあるかも知れないですね。
重さは金無垢のブレスレットモデルと比べても変わらない重さなので重いです。いつも40ミリのステンレスモデルを使っている方にとっては重く感じると思います。
ただ、最初は重く感じていても日中着けていると腕に吸い付く感じで重さもさほど感じなくなり厚みも慣れてくれば気にならないと思いますよ。
ロレックスのディープシー Ref.116660とRef.126660の違い
外観ではパッと見はそんなに変わらないですがよ~く見ると違います。
ケースサイズは同じ44ミリ厚さも18ミリと同じようですが、ブレスレットの幅が1ミリ程度広くなっていたりラグの形状が少しシャープになってます。ただし、ちょっと見た感じでは殆ど変わっていないように見えます。
新、旧のDブルーには文字盤の違いもありグラデーションの黒、青の境が少し違うようです。Ref.116660の方が境目が上にあり黒い部分が多くあるようでしたが新しいモデルRef.126660になると青い部分が日付下まで下がった感じです。
Ref.116660
引用元:the-ticken.com
Ref.126660
引用元:the-ticken.com
他にも細かい所でいえば分針が長くなったとかDブルーはディープシーの文字の色が少し違うとか書体が違うなどいろいろあるようですね。
ロレックスのディープシー ムーブメントの違い
Ref.116660のキャリバー3135からRef.126660はキャリバー3235となり大きく違うのはパワーリザーブが約48時間から約70時間になった事。そしてキャリバー3235は日付変更の時に時間帯を気にする事なくいつでも変更出来るようになっているので便利にななりました。
ロレックスのディープシー Dブルーインプレッション 使い心地
自分なりの感じたDブルーのインプレッション!使い心地など
ロレックスのディープシーDブルー 素材
ロレックスのステンレスモデルの素材はSUS904であり耐蝕性に優れているだけでなく触り心地もとても気持ちいいです。
腕時計の素材の違いについてはコチラで⇒腕時計の傷を気にするならケースの素材と加工の違いでの選ぶ
サラサラしていて、しっとりといいますか、鏡面とサテン仕上げの仕上がりが素晴らしい!重いケースでもしっかり支えるブレスレットとクラスプの造りも他のメーカーとは比べ物にならないくらいいい出来だと感じます。
ロレックスディープシーDブルーベゼル 操作感
6桁リファレンスになったサブマリーナにも言えますが、逆回転防止ベゼルの操作感もとてもいいです。各ブランドがダイバーズモデルを出していますが、ベゼルの触り心地は6桁になったロレックスのダイバーズモデルが最高!
ベゼルを回すノッチ感が1分刻みの半分ですので一周で120回カチカチノッチ感があります。
(自転車で例えるならをスタンドを立てた状態でペダルを漕ぐとタイヤが回りペダルを止めた時のカチカチする音がありますが、あの回数が多い)
自転車でも高性能はHADLEYやCHRIS KINGのような高級な「ハブ」はノッチがめっちゃ多く聞き惚れてしまう☺ マニアック過ぎました(笑)
ロレックスディープシーDブルー リューズ操作感
新しいムーブメントになりリューズの巻き上げ感も良くなった感じです。今までのヌメッとした感覚の中に、ほんの小さくキリキリとした巻き上げ感があるのもいいです。
時計合わせで時針、分針を動かす時の感じもしっとりとしてふらつきもなく軽すぎない抵抗感もいいですね。もちろんデイトの変わる瞬間のカチッとする音、感触もいいのは言うまでもないです。
ロレックスディープシーDブルー 夜光
今のロレックスはクロマライト夜光でブルーに光り、このディープシーDブルーも視認性はいいです。モデルや文字盤色によるのかもしてませんが、明るいところでの夜光が真っ白です。夜光塗料の量の違いもあるかも知れませんが、デイトジャストなどの夜光の色と少し違いを感じます。
夜光についてはコチラで⇒腕時計の夜光ルミノバ! クロマライトって何が違うの?
ロレックス ディープシーDブルーの購入
いつになっても正規店での購入は厳しい状況である事は変わりないので、この夏に絶対欲しいなら並行品や中古で探すのもアリでしょう。
ロレックスは突然生産終了するかもわからないですしね。
まとめ
ディープシーは2008年に登場し2014年にDブルーが加わりました。その後2018年にモデルチェンジして今も継続されて販売しています。
一般的なスポーツロレックスの形状とは違うケースでリングロックシステムなどの複雑な構造を持ち3900mという最強の防水性能を誇っています。ブレスレットのクラスプ部もダイバースーツの上からでも着けられるよう大きくサイズ調整が出来ますし微調整も出来るので便利です。
初期のRef.116660とモデルチェンジされたRef.126660は見た目はそんなに変わっていませんが内部ムーブメントが変わった事でパワーリザーブが70時間と延びています。そして、日付の変更出来る時間帯はなくなりいつでも日付合わせが出来るのはいいですね。
ディープシーは確かにデカいし重いので敬遠れる方も多いと思います。腕の太さにもよるのかも知れませんが慣れてくれば意外と着けていても気にならない感じですしロレックスの技術を集約した真のプロフェッショナルモデルを感じられる素敵なモデルですので一度触れて見て良さを感じて下さい。
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今回も最後まで見て頂きまして、ありがとうございました☺