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こんにちは、ターコイズです。

腕時計の夜光とは針や文字盤のインデックスに塗られた塗料の事で、日光や照明の光を吸収して蓄え暗い場所でも時間を読めるよう光を放つ塗料の事です。

最近の腕時計で一般的に多く使われる夜光はルミノバという素材が主流です。

 

【腕時計の夜光】ロレックスのクロマライト最強⁈ルミノバとの違い?

 

夜光の呼び名は、腕時計のメーカーやブランドによって多少違うところもありますが、現在はルミノバという素材を使っている所が多いですです。

最近のロレックスではルミノバからクロマライトといわれる夜光に切り替わってきていて、暗い場所でも視認性を良くする為に腕時計の夜光は常に進化してきました。

 

古い物だとラジウムと呼ばれる放射性物質が使われていましたが人体に多大な健康被害が発生して規制されその後トリチウムという放射性物質に変わります。

トリチウムも放射性物質ですが危険性が少ない物質なので腕時計の夜光として一般的にも多く普及していました。

 

今も、原発事故からのトリチウムを含む水の処理問題で議論されていますが、人体に影響を及ぼさないレベルでも放射線物質なので大量にあると環境への問題が心配だとされています。

 

※トリチウム夜光の腕時計を使っても放射線など人体への影響はありません。

 

腕時計の夜光としてほんの少量のトリチウムでも夜光を施す作業を手作業で毎日されていた方などに影響があるとされ

その後、日本の根本特殊化学株式会社で「N夜光 ルミノーバ」という蓄光性塗料が開発され現在の腕時計の夜光として使われています。

 

現在、最も多くの腕時計で採用されている夜光がルミノバではないでしょうか

メーカー、ブランドによって違いもありますが、何層にも塗り施されたルミノバは明るい夜光と言えます。

 

一方のクロマライトはロレックスが独自に開発した夜光塗料で、クロマライトはルミノバの発光時間の倍で8時間発光するとされています。

 

ルミノバは基本グリーン色ですがクロマライトはブルー色をしています。

ロレックスでは2007年頃からクロマライトを採用され始めたようです。

 

ロレックス以外でルミノバを使っているモデルの中でも、いろんな色のルミノバ夜光があるので色の違いでルミノバとクロマライトの区別がわかり難くなくなった感じです。

 

 

腕時計の夜光で感じたロレックスのクロマライトとルミノバの違い⁈

 

色の違いは確にありますが夜光が小さい針やインデックスだと分かりにくいかもしれません。

白文字盤のクロマライト夜光は黒い文字盤と比べたらブルーが映えるのでとても鮮やかに見え違いが分かりやすいと思います。

 

黒文字盤の場合も青いのですが白文字盤のような鮮やかさがなく色合いが違うように感じると思います。

ロレックス以外他社ブランドのルミノバ夜光ですが針の太さや夜光の塗る層にもよるのだと思いますが、ロレックスより明るく感じる物もあるように思います。

 

この明るく感じるとは反応が早い(光を短時間で蓄光するとか少ない光で蓄光する)事です。

 

たとえば昼間に運転中のトンネル通過だとロレックスも他のブランド腕時計もさほど変わらないと思いますが、夜の室内で蛍光灯などの弱い光だとロレックスの方が光の蓄積が少ないのか夜光が弱い気もします。

 

ロレックスのミルガウスのような夜光自体に色を付けたインデックスの場合はその部分だけ光り方が弱いようです。

 

そしてクロマライトですがルミノバの倍の時間光るといっても光量が落ちるのが少し早い気もします。

 

時間的に長いというのも薄っすらと長い時間光る感じです。【これは私自身の感覚で初期のクロマライトと今では違う可能性もあるので個人的な感想です】

夜光の性能としては短時間で弱い光でもサッと蓄光して光る方が実用的ですよね。

 

腕時計の夜光で視認性の良い実用的なモデル!

 

パテックフィリップ  アクアノート エクストラ・ラージ 

素早い蓄光で光量も十分にあり時間も長かったように思います。

 

IWC  インターナショナルウォッチカンパニー  アクアタイマー

蓄光も早くルミノバでもブルー&グリーン色がとても綺麗で視認性は抜群でした。

ルミノバでこんな明るくブルー夜光出来るならクロマライトと変わらない気がします。

白文字盤だったので特にそう感じたのかも知れないです。

パネライ  サブマーシブル

夜光の光量はやはりパネライでしょう。最近のモデルはグリーとブルーで色分けして視認性も良くなってるようです。

引用元:www.panerai.com

何種類ものパネライを使って来ましたがどのモデルも視認性よく光ります。

 

ブライトリング スーパーオーシャン

ブライトリングの夜光も素早く蓄光する印象で昼間でも少しグリーンな感じで発光してるようす。

 

オメガ シーマスター

最近はブルーの夜光も多く採用しています。

引用元:www.omegawatches.jp

 

ロレックス

ロレックスのでクロマライト夜光を初めて見た時はブルー系は綺麗だと感じ、特に白文字盤のクロマライトは綺麗ですね。

 

クロマライト夜光に代わっていく中で、ルミノバ夜光も旧モデルの良さとなりそうです。

 

グリーン色のルミノバよりクロマライトはクールな印象です。

 

 

夜光が綺麗に映えるのは白文字盤ですが、黒い文字盤でもクロマライトは淡いブルーから濃い色まで綺麗に光ります。

 

 

ボールウォッチ

特殊な夜光としてボールウォッチが採用しているマイクロガスライトと呼ばれる夜光です。

 

引用元:www.ballwatch.com

これはガラスのカプセルの中にトリチウム・ガスを封じ込めた物で昔のテレビに使われたブラウン管の原理のようなもので発光時間は10年以上と言われています。

自発光なので24時間いつでも光っていますがルミノバなどよりは少し暗いと感じました。

カプセル内面の発光塗料の色を変えといろんな色を出せるのでボールウォッチにはカラフルな夜光もありますね。

 

夜光の確認などに役立つブラックライト!トイレなど汚れの確認ライトとしても便利に使えます。

まとめ

夜光なんてどうでもいいよって方もいると思いますが腕時計の昼と夜の顔が違う表情を見せるのも私は好きです。

 

一世代前の夜光はトリチウムが主流でしたが、環境や人体への影響問題(実際には影響ない)もあり、最近の腕時計の夜光は、ルミノバが主流でロレックスではクロマライトに変わってきてます。

 

他のブランドも夜光の層を増やしてより視認性を良くしたり工夫していたり、ボールウォッチのマイクロガスライトのようにガラス管の中に発光するガスを入れ24時間自発光する物もあります。

 

夜光好きにっとっては今後もいろんな色の夜光で楽しめる腕時計がもっと増えてほしいと思います。

 

今回も最後まで見て頂きまして、ありがとうございました。

 

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