こんにちは、ターコイズです。
機械式腕時計はクォーツ式(電池やソーラー電池)の時計と比べ内部の構造がとても繊細なので大切に扱わないとダメージを与えて壊してしまう事もありますよ!
ロレックスなど機械式腕時計の弱みを知らないとダメージを与えてるかも⁈
機械式腕時計には魅力的な腕時計ですが、機械式ゆえに弱点もあります。
知らないうちにダメージを与えてる事もあるので、機械式腕時計の正しい使い方を知って大切に付き合いたいですね。
ロレックスなどの機械式腕時計で一番の弱みは衝撃に弱いところです。
内部のムーブメントは精密な小さいパーツの集合体なので床に落とす事や何かにぶつけるなどの衝撃で壊れる事もあります。
革ベルトの尾錠などは腕に着ける時にすべって落とす事もあるのでテーブル上など
すべって落としたとしても落差の少ない場所で装着する癖をつけたいですね。
機械式腕時計はスポーツなどで瞬間的にでも衝撃を与える事は避けて欲しい
たとえば野球のキャッチボールなどの衝撃にも弱いとされています。
グローブは普通右利きだと左にグローブをはめてますよね。
左腕にボールをキャッチした時、瞬間的に衝撃を与えてしまうし投げる動作やバットで打つ瞬間にも大きな衝撃がありますので機械式腕時計を使うのはやめた方が無難です。
ゴルフなども基本右利きなら左腕が主軸でスイングですから大きく振る動作やボールを打つ瞬間も怖いですね。
機械式腕時計でもラファエル・ナダルはテニスをしてる!何故か?
テニスプレーヤーのラファエル・ナダル選手は競技中でも機械式腕時計を使っています。
ナダルの使ってる機械式腕時計は特別軽量な金属やカーボン素材を使っていて衝撃に強く作られているからです。
リシャール・ミルというブランドの機械式腕時計はめちゃくちゃ軽いです。
リシャール・ミルの腕時計を一度触らせて頂いた事がありますが、それはもうプラスチックで出来た子供のおもちゃみたいな軽さで驚きました。
あのラファエ・ルナダル選手のモデルRM 27-03 トゥールビヨン の予価は89,000,000円 だって(笑) お値段も驚愕ですね。
ちなみに 錦織 圭選手が以前試合で使ってた四角い腕時計はタグ・ホイヤー製のクォーツ腕時計でした。
テニス選手で言うとロジャーフェデラー選手はロレックスとスポンサー契約を結んでいますが
試合では使わず試合後のインタビューなどに着けていますね。
機械式腕時計の中にはリシャール・ミルのような特別な腕時計もありますが一般的にはスポーツなどの時は外す事をおすすめします。
機械式腕時計の二つ目の弱みは磁気に弱いところです。
一般的な機械式腕時計の内部には金属の小さなパーツの集合体ですので強い磁気の近くに晒されると帯磁(磁気が帯びる事)してしまいます。
パーツに磁気が入ると時計がスムーズに作動しなくなり時間が狂ってしまいます。
軽い帯磁なら簡単に消磁(磁気を除去する事)できますが長い間強い磁気に晒されると時計内部のパーツごとの消磁となるので気を付けないといけませんね。
しかし、機械式腕時計でも帯磁を防ぐ為の構造をもった時計もあります。
時計ケースを二重にして磁気を遮断する構造や時計ムーヴメント自体を非鉄金属(磁気に影響を受けない金属)で作る方法などあります。
中でもブランド腕時計 オメガの耐磁腕時計の性能はズバ抜けていて非鉄金属ムーヴメントで強磁場といわれるMRIの中でも耐える性能を有しています。
まあ、普段から磁気の強い場所に腕時計を近づけなければ良いのですがスマホやタブレットのスピーカー
持ち歩くバック、ケースの止め具の磁石とか普段気にしないところにも磁気がある事を覚えていて欲しいです。
機械式腕時計の防水機能の性能差
腕時計には様々な防水機能を有する物があります。
クォーツモデルでも同じですが、機械式の場合は特に内部が金属の繊細なパーツなので水の侵入は致命的となります。
一般的な生活防水から深海まで潜れる程の高性能な防水性を持った物まで様々あり、その性能に合った使い方をしなければ内部に浸透して壊してしまうので気を付けて欲しいです。
いくら防水機能が良いからと言っても温泉やお風呂での使用は控えてくださいね。
石鹸や洗剤などや温泉成分で防水パッキンに悪影響を与える可能性もありますから
ダイバーズウオッチでも海やプールでの使用後は真水での洗浄をしないと塩分や強い次亜塩素酸の影響も心配です。
機械式腕時計で使い方での注意点。
日付の機能がある腕時計を普段から使っておられる方はご存知だと思いますが
機械式腕時計の日付を変更する時間帯で気を付ける事があります。
(GMT機能付きや特殊な機能を持った腕時計を除く一般的なクイックチェンジ機能の腕時計を指します)
これは腕時計が今現在示してる時刻が午後の8時から早朝4時の時間帯にあった場合に日付を変更してはいけないのです。
この時間帯辺りから内部構造の日送りの歯車がかみ合うのでその時に早送り車を動かそうとする事で引っかかって不具合をおこすので注意しなくてはならないです。
しかし、この日付禁止の時間帯でも影響を受けない機械式腕時計もあります。
最近のロレックスのデイトジャストやブライトリングのクロノマットでB 01という自社製ムーヴメントを搭載した腕時計です。今後はこんなムーヴメントを積んだ腕時計も増えてくると思います。
まとめ
ロレックスなどの機械式腕時計では知らない間にダメージを与えて要る事があります。
特に機械式腕時計の取り扱いで気を付ける事
- 衝撃に弱い
- 磁気に注意
- 防水性能を知る
- 使い方を間違えない
そして最も大切で初歩的な事を忘れないで下さい。
腕時計を着けたり外す時は慎重に行う
不意に滑る事もありますし革ベルトなどは最初硬く馴染んでなければ跳ねることもあります。
落として壊す事もありますので脱着はテーブルの上とか外れたり落としても大丈夫と思えるところで行う癖をつけてくださいね。
自分の不注意で壊すのはつらいですよ(笑)
機械式腕時計は魅力的なモデルも多いですでが注意点を知った上で愛着をもって付き合ってくださいね。
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今回も最後まで見て頂きまして、ありがとうございました